クィーンスパイダーでお手軽支援(ブラム=ストーカー×オルクス)

 お久しぶりです。ブログ移転したりてんやわんやした末にはてなブログに戻りました。

 ダマスカスフォージ追加によりデータが増えたので見てる人がいるのか謎ですがキャラ案を書きたいと思います。

 今回使いたいのがDロイス《本質的根源》より《クィーンスパイダー》というエフェクトです。セットアッププロセスに組み合わせて対象を3体に変更できる上に判定の達成値も増やします。強くない?セットアップの支援はメジャーアクションの支援と違って行動値を気にせず使えるのでビルドが簡単です(選択肢は多くないですが)。

 セットアップに複数人に支援をする方法は今までだとソラリスの《多重生成》くらいで、あとは使いにくい、或いは取得しずらい範囲化エフェクトを取るくらいでしたが、ダマスカスフォージ導入後はDロイスでできるようになります。しかもすでに達成値増加付き、本当にセットアップにやっていいんですかと疑いたくなる(実際技能に何故か指定が記載されている等、誤植が多くて挙動が怪しい)。

 というわけで対象:単体のセットアップのエフェクトを組み合わせてキャラを作ってみましょう。多分好みが出ると思います。

 

 

ブラム=ストーカー/オルクス

能力値1323 レネゲイドビーイングD

Dロイス:本質的根源

エフェクト

《クィーンスパイダー》Lv3

《鮮血の奏者》Lv1

《トップオブワールド》Lv1

《オリジン:サイバー》Lv5

《妖精の手》Lv3

《隠された世界》Lv1

《ハイブリーディング》Lv1

アイテム

《サングイン》

 

 

 ということで《サングイン》×《鮮血の奏者》です。ミドルから攻撃力+18と達成値+10の支援が3体に出来ます。これだけでも中々の性能を担保できていると思います。しかし今回本当に使いたかったのが《トップオブワールド》。クリティカル値を-1します。しかも下限5(コンセントレイトをLv3にしてもらうことをお願いしておきましょう)。クライマックスの味方がみなC値5で攻撃するわけですよ。ミストルティン登場後、攻撃力は専ら固定値で稼ぐ環境になっているかもしれませんが、それでもクリティカルをする爽快さを忘れたくないと思います。ダイス数を増やせていませんが、《妖精の手》による補助でクリティカルを増やしていくことができます。何気に噛み合っていていいのでは?ミドルフェイズは《オリジン:サイバー》で情報収集に強く出られるのもいい感じ。

 経験点が余ったので今回は《隠された世界》をスパイスで採用してみました。《時の棺》ほどではありませんがロイスを守る手段としては十分高性能だと思います。《ハイブリーディング》で二段構えにするのが徹底していていいでしょう。もちろん2ラウンド目に備えて《トップオブワールド》をもう一度使う、というのも一興。

 

 カスタマイズとしてはやっぱりメジャーアクションが空いているので《鮮血の奏者》以外全部外して自力で攻撃できるようにしてみてもいいと思います(その場合はオルクスじゃない方がいいかな?)。《クィーンスパイダー》は自身も対象に選べるのでアタッカーが採用しても無駄がありません。

 他にセットアップのエフェクトで組み合わせるとすれば《活性の霧》や《ソードマスター》、《空間圧縮》あたりでしょうか。パーティと相談して採用を検討してみましょう。

 

 

ディストーション(オルクス×ソラリス×ウロボロス)

 オルクスで白兵攻撃をするならバッドシティ掲載の《ディストーション》をおすすめします。《ディストーション》を使うことで白兵技能を、社会を参照してダイスを振れるようになります。ノイマンで言うところの《コントロールソート》のようなエフェクトです。オルクスには白兵技能を指定するエフェクトがいくつかありますが、やはり能力値の割り振りが白兵向きではないのがネックでしたが、《ディストーション》の登場はその問題を解決してくれました。経験点15点支払えばオルクスでも白兵攻撃をやりやすくなるわけです。もちろんこれだけで強くなる、とは言いません。しかし他のシンドロームで作成するときもダイスロールを強化するエフェクトを採用するように、オルクスでは《ディストーション》で補強するわけです。

 

 オルクスで白兵攻撃をするうえで見逃せないのが《バックスタブ》ですね。エフェクトアーカイブ登場時ではやや浮いた存在でしたが、後発サプリ掲載のエフェクトの追加によって使いやすくなりました。前提エフェクトの《縮地》が移動補強エフェクトのため小回りも聞きやすいのがグッド。最大レベルが5なので攻撃力も伸びる点も良く、現環境なら中々強力なキャラが作れそうですね。

 

 

オルクス/ソラリス/ウロボロス

能力値1129 UGNチルドレンA

Dロイス:実験体

エフェクト

《コンセントレイト:オルクス》Lv2

ディストーション》Lv1

《縮地》Lv4

《バックスタブ》Lv4(7)

アイテム

《ゾディアックウェポン》

《スターアリズン》

 

 

 能力値を参照するのでやはりDロイスは《実験体》を選んで社会+4が強力になると思います。《縮地》が最大レベルが5のため、少しでも節約するためにトライブリードにしてみてもいいと思います。今回はあまり意味ないですが、将来性込みでウロボロス指定にしています。やることはマイナーの移動に《縮地》を使って、メジャーに《コンセントレイト:オルクス》と《ディストーション》を使用するだけです。侵蝕率が全然上がらないのが非常に安心できるポイント。しかも高火力ですのでミドルフェイズからガンガン戦えます。アイテムに《スターアリズン》を用意して《バックスタブ》を指定してあげれば固定攻撃力は《ゾディアックウェポン》込みで46+1Dです。悪くない火力ですよね?

 

 カスタマイズする要素は色々あります。オルクスである強みを活かすなら《要の陣形》を採用して複数体攻撃ができるようになりたいですね。《ディストーション》が起点を兼ねているので簡単に使用できるようになります。

 他にはセットアップで補強するのもいいでしょう。ウロボロスを採用しておけばいろいろなエフェクトを選べるので是非色んなサプリを巡ってみましょう。個人的おすすめは《ソードマスター》での達成値補強や、行動値を補強できるエフェクトです。オルクスにはアンチェインアームズ追加の《加速する領域》が存在するので、範囲(選択)のエフェクトで固めるのも面白そうですね。

 

 

 

バトン振り回しおじさん(ノイマン×ウロボロス神速舞踏)

 アンチェインアームズでノイマンに《神速舞踏》というエフェクトが追加されました。攻撃に使用した武器の数だけ達成値を重複仕様で増やせるという、何だか悪く使えそうな効果が書かれています。パッと思いつくのはやはり《ヴァリアブルウェポン》でしょうか?しかしながら経験点が嵩むなど、少し構築に難があります。それから同じくアンチェインアームズ追加の《黒の剣舞》もいいでしょうね。《剣の王城》等相性のいいエフェクトの存在もあり中々面白い構築になりそうです。

 今回目を付けたのは《ダンシングシミター》。こちらはRC攻撃ながら武器を使用するエフェクトのため《神速舞踏》に対応しています。コストの安い《スタニングバトン》や《ナックルダスター》を買い占めておけば攻撃力も達成値も爆伸びします。

 

 《ダンシングシミター》はオルクスのエフェクトですが、オルクスでは作成が難しかったので今回はウロボロスに頼りつつ、GMが扱いに困りそうなアクシズでキャラを作ります。アクシズにするということは、つまりあのエンブレムです。

 

 

ノイマン/ウロボロス

能力値1161

技能 調達4等

ワークスUGNエージェントor支部長(アクシズエンブレム取得のため)

Dロイス:傍らに立つ影

エフェクト

《原初の赤:サイレンの魔女》Lv1

《ダンシングシミター》Lv3

《原初の黒:オーバードーズ》Lv1

《原初の紫:シュガーラッシュ》Lv2

《神速舞踏》Lv10

アイテム

《スタニングバトン(ナックルダスターでも可)》×8

《ジェニュインアクシズ

 

 

 《ジェニュインアクシズ》によるレベル+5を活用した構成です。《神速舞踏》一回辺り達成値+20です。使用回数は《ダンシングシミター》のレベルによって変動します。最低でも+60ですが、《原初の紫:シュガーラッシュ》と《原初の黒:オーバードーズ》によりさらに増やせます。侵蝕率100%以上で達成値は+176ですね。すごい。

 《ダンシングシミター》は対象が指定されていないので《原初の赤:サイレンの魔女》を組み合わせることでシーン攻撃に変化させられます。《コンセントレイト》を必要としない点も噛み合っていていいですね。

 《ジェニュインアクシズ》は取得すると他のエンブレムを一切取得できなくなりますが、それでもレベル+5は強力なため、わざわざアクシズになる意義があるエンブレムです。GMから許可をもらえなかったときは潔く諦めましょう。

 

 シーン攻撃をするのに行動値があまり速くないので《加速装置》や《先陣の火》等で行動値を上げるか、《時間凍結》や《ラストアクション》等で先手を取るといった、なにかしらの対策は欲しいですね。そもそも《神速舞踏》を連打して侵蝕値がものすごく上がるので無理は禁物です。ご利用は計画的に。

 

サングインからの支援バラマキ(ブラム=ストーカー×ソラリス)

 ブラム=ストーカーでにおいて《サングイン》はほぼ最強のユニークアイテムと言って差し支えないでしょう。影響するエフェクトはそう多くないですが、経験点15点で実質的に対応エフェクトのレベルを+5している、と言えば強さは伝わるのではないでしょうか。中でも《サングイン》登場時から相性の良さを上げられているのは《鮮血の奏者》です。《サングイン》所持により最低でも+18の攻撃力増加が確約されるので並のバフより強力です。当然そのまま自身に使っても強力なアタッカーとして機能するでしょう。

 

 ところで《鮮血の奏者》は対象:単体です。つまり他人にも使用できます。これはぜひとも活用したい要素です。セットアップのエフェクトなのでばら撒く方法はいくつかありますが、今回は最も無難且つ汎用性の高い《多重生成》を合わせてみます。

 

 

ブラム=ストーカー/ソラリス

Dロイス:亜純血

エフェクト

《鮮血の奏者》Lv1

《活性の霧》Lv5

タブレット》Lv3

《多重生成》Lv3

《覚醒の秘薬》Lv1

《帰還の声》Lv1

アイテム

《サングイン》

 

 

 やることは非常にシンプル。セットアップにバフを撒いて終わりです。ですがそれが非常に強力になるようにしました。合わせるエフェクトは《活性の霧》。こちらも係数3のバフのため、最低でも+30の攻撃力増加が発生します。これを複数人に使用できるのはかなりの影響力でしょう。HPロスも大して痛くないので気軽に発動してください。

 《タブレット》《多重生成》はやはり強力すぎるエフェクトだと思います。ソラリスのエフェクトさえ仕込んでおけばなんでもばら撒けるのは正直やっちゃってる性能なので、私は勝手にある程度抑えた使用頻度を心がけています。

 それとこれはGMと相談するべきですが、《覚醒の秘薬》には《多重生成》を合わせられない可能性があるので気をつけましょう。それを踏まえたうえで単品で高性能なので今回は《帰還の声》もセットで採用しています。是非味方を酷使しましょう。《帰還の声》は《多重生成》にも対応しているのでおすすめです。

 

 成長するならメジャーアクションが空いているのでそこで何をするかで変わると思います。《鮮血の奏者》を自身にも適用して攻撃するのがいいでしょうか。《赫き重刃》を採用すると《サングイン》対応エフェクトが増えて攻撃力が増すのでその方向で成長するのが強力に思います。

 

 

エフェクト評価【カッティングエッジ】

 レネゲイドウォー追加コンテンツのカッティングエッジについてエフェクトの評価をしていなかったのですが、今回データを入手できたので列挙してみたいと思います。何かの参考になれば幸いです。

 

【エンジェルハィロゥ】

消失する天使 ☆

 自分に使えない謎エフェクト。いつ使うん。

 

リコシェレーザー ☆☆

 最大レベル高いのは魅力的だけどデメリットもそこそこ。射程:武器の射撃攻撃指定だから組み込める攻撃方法は限定されている。

 

【バロール】

黒の束縛 ☆☆☆

 現実的に採用が見込めるRC攻撃の選択肢が増えた。デバフもそれなりの効力が期待出来て良さそう。

 

破壊の戦車 ☆☆★

 バロールで強く使えるかは謎だけど攻撃方法の選択肢が増えるのはいいこと。複数人に使えたら強そう?

 

【ブラックドッグ】

マグネットアーム ☆★

 命中のマイナスがしんどくない?

 

ロケットアーム ☆

 もう普通に移動した方が良いと思います。

 

【ブラム=ストーカー】

鮮血の槍 ☆★

 後発でもっと簡単に攻撃力増やせるエフェクト増えたし選択肢に入らなさそう。

 

紅の大鎌 ☆

 他所と比べても平均以下の性能のRC攻撃。そもそも使用できるかが怪しい。

 

【キュマイラ】

狩りの統率者 ☆☆☆★

 中々優秀な範囲バフ。少なくともないよりはずっとマシ。

 

パワースイング ☆☆

 素手推しのキュマイラでは浮いた存在。じゃあどのシンドロームに配るのと言われたら絵面込みでキュマイラだったとは思う。

 

【エグザイル】

自在刃 ☆☆

 コンセプトは理解できるが、どう頑張っても強くはならなさそう。

 

神秘の肉体 ☆☆

 なんか面白そうなこと書いてるけど具体的に面白いことは何も浮かんでこない。

 

ハヌマーン

不可視の刃 ☆☆★

 エアロドライブをネタにされすぎて追加された武器作成。アイテムアーカイブで少し性能が上がっているのでそちらを参照して使いたい。

 

ロックンロールビート ☆☆★

 忘れられがちな音要素をプッシュしてきた。そこそこの達成値強化で、狂想の旋律があるハヌマーンなら自力で使いやすい。

 

モルフェウス

スピードクリエイト ☆☆☆★

 移動エフェクトがないモルフェウスには嬉しい追加。マイナー空くの偉いね。

 

剣の王城 ☆☆☆★

 ヴァリアブルウェポンで使ってくれと言っている。実際いっぱい日本刀作れたらいい感じの攻撃力になりそう。装備まで自動でしてくれるのもいいね。

 

ノイマン

虚構のナイフ ☆☆☆★

 なんかすごく使いやすい攻撃力バフきた。シンプルで使いやすそう。

 

理知の城壁 ☆☆★

 虚構のナイフとセットで使えってさ。

 

【オルクス】

ウインドライダー ☆☆★

 安くて使いやすそうだけど同系統エフェクトと比べて使用回数の制限が少し残念。

 

ダンシングシミター ☆☆☆☆

 RCなのに武器参照とな。悪く使えそう。対象書いてないからサイレンの魔女とか組み合わせたい(雨粒の矢でもいいよ!)。

 

【サラマンダー】

クリメイト ★

 これを使って嬉しくなる場面はいつ。

 

紅蓮の憎悪 ☆☆

 サラマンダーで自力でバステ付与ってできたっけ。

 

ソラリス

幻痛香 ☆★

 さすがに使える場面限定的じゃない?

 

宵闇の魔花 ☆★

 ちょっとした達成値増強に使う…のかなぁ。

 

ウロボロス

影の猟犬 ☆

 こんなものに貴重な経験点を割くのはやめなさい。

 

脱皮する蛇 ☆☆

 そういえば蛇モチーフのシンドロームだったね。重圧下で使えないので評価は低め。

 

 

 全体的に評価は低め。後発のバッドシティやアンチェインアームズが強力なエフェクトが多かっただけにやや拍子抜けの内容になったかなと思います。

 

 

極大消滅波連打マン

 サラマンダーの120%制限エフェクトに《極大消滅波》という必殺技があります。実際はこれを一発撃ったところでゲームエンドに持っていくのは難しく、通常はGM側がPLを苦しめるために一発放つことに利用されると思います。そもそも侵蝕値が高すぎて通常使用に耐え得るエフェクトではありませんね。しかし大胆なこのエフェクトに惹かれる人は多いはずです。今回はそんな《極大消滅波》をPCに落とし込んで使用に耐え得る状態にしてみます。

 

 高すぎる侵蝕値に関してはゼノスのエンブレムの《退化の書》によって簡単にクリアできます。1ラウンド中侵蝕率が上がらなくなるので《極大消滅波》は好きなように運用できます。デメリットも気になりません。

 この状態にすればあとは《極大消滅波》を1ラウンドに何回撃てるかの状況になります。幸いダブルクロスには使用回数回復エフェクトが各所に散らばっています。以前《時の棺》関連のキャラを作った際のノウハウを活かして作ればいいのです。

 

サラマンダー/ウロボロス

能力値3231

Dロイス:亜純血

エフェクト

《極大消滅波》Lv5

《原初の虹:帰還の声》Lv1

《原初の虚:アナザーセルフ》Lv1

《原初の灰:闘争の渦》Lv1

アイテム

《退化の書》

 

 

 というわけで《極大消滅波》連打構成の草案になります。経験点はまだ余っていますので後述の成長案を参考に追加してみてください。

 やることはシンプルで、セットアップに《退化の書》を使用して、イニシアチブプロセスが来るたびに《極大消滅波》を宣言するだけです。上記の状態でも4回使えるので期待できるダメージ量はおよそ150~200です。1ラウンドにそれだけのダメージを範囲にばら撒けるなら十分戦力として戦えていると思います。《原初の虚:アナザーセルフ》は《ハイブリーディング》でも問題ありませんが、一応デメリットを気にして《アナザーセルフ》を優先しています。

 

 問題点としてはミドルの間に侵蝕率を上げる手段がないので何かしら用意しておくとクライマックスに120%でスタートできると思います。サラマンダーで用意するなら《炎陣》や《凍てつく刃》辺りが使いやすいでしょう。ウロボロスの場合は《原初の紫》から《砂の加護》や《妖精の手》等を選ぶとミドルでも安心して参加できるはずです。

 《極大消滅波》のダメージが物足りない場合はユニークアイテムの《狂想の火種》を持ってきてはいかがでしょうか。やや割高ですがかなりダメージが伸びるのでお勧めです。ほかには《シークレットモンスター》のような《極大消滅波》に対応しているダメージ増加を用意してあげるのもいいでしょう。《退化の書》取得の時点でゼノス関連のキャラにはなるので《ゼノスネットワーク》等で他所の団体のエンブレムを取れるようにしておくといいでしょう。

 《退化の書》で侵蝕率が能動的には一切上がらないので、いろんなエフェクトを採用できる可能性があります。経験点を多くもらえるセッションなら《極大消滅波》周りのこと以外にも目を向けて《原初の白》《原初の黒》等、拡張性の高いキャラを楽しんでみてください。

 

 

デバフって意外ときついよね(バロール×ブラックドッグ×オルクス)

 アンチェインアームズ追加エフェクトの中で個人的に驚いたエフェクトの一つに《マグネットジェイル》があります。行動値を強制的に0にするこのエフェクトは早期に戦闘を終わらせる傾向のあるダブルクロスにおいて実質的なターンスキップとして機能し、影響力は計り知れないと思っています。

 ところでエフェクトアーカイブにも既に行動値を0にするデバフは存在します。それがバロールの《停滞空間》です。《マグネットジェイル》と違う点はメジャーアクションのエフェクトであること。セットアッププロセスで使える《マグネットジェイル》よりも即効性に欠けます。しかしメジャーアクション故のカスタマイズ性の高さが売りで、実際バロールの中でも組み合わせを想定されている「ダメージを与えないメジャーアクションエフェクト」はいくつか存在します。もちろんバロール以外にも組み合わせたいエフェクトは存在するので、ピュアバロールによる最大レベルの高さを活かすのも、クロスやトライによる拡張性の高さを活かすのもいいでしょう。

 

 そもそもダブルクロス3rdにおけるデバフの立ち位置はどうなのでしょうか。どちらかというとエネミーが使用してPCを苦しませるもの、という認識の人も少なくないと思います。PCに求められる要素は火力と手数である傾向が強いと考えられるダブルクロス3rdにおいて、ダメージを発生させず戦闘を長期化させるデバフキャラはもしかしたら敬遠される存在かもしれませんね。しかしGM視点、実はデバフを扱うキャラはいい意味で扱いが大変な存在だと思うんです。上記の通りダメージを出すキャラはそのまま脅威ですが、デバフはGMが用意したエネミーの構成を破壊しかねないポテンシャルを兼ね備えています。今回ピックアップした《停滞空間》や《マグネットジェイル》のような手番に影響するエフェクトや、攻撃を腐らせるエフェクトなど、デバフの内容を選べば、盤面に多大な影響を及ぼし、味方の立ち回りを楽にさせる要素になるはずです。全員アタッカーの構成は良くも悪くも相手の脅威をもろに受けることになるので、非常に脆いパーティーであることは認識しておく必要があります。その脅威を和らげる効果のあるデバフは見過ごせないものであると私は思います。

 てか使いたいキャラ使おうぜ。

 

 長くなりましたが今回のキャラを提案してみます。

 

 

バロール/ブラックドッグ/オルクス

能力値2241

エフェクト

《加速装置》Lv2

《コンセントレイト:バロール》Lv2

《死神の瞳》Lv4

《停滞空間》Lv2

《縛鎖の空間》Lv2

《要の陣形》Lv2

 

 

 メジャーアクションでデバフを3体に掛ける構成です。行動値を早くする必要があるので、《加速装置》を取得しています。行動値16もあれば大抵は追い抜けるはずです。

 メジャーアクションのエフェクトには、まずは紹介した通り《停滞空間》に加え、バロールから《死神の瞳》を取得しました。自力でダメージは出ませんが、他人の火力を向上させることで補います。他のエフェクトが回数制限のあるエフェクトばかりなので《コンセントレイト》はバロール指定が安定します。

 オルクスからはBSの重圧と放心を付与できる《縛鎖の空間》を取得しています。放心は正直おまけではありますが、オートアクションを縛れる重圧はGM視点でも頭を悩ませるBSになり得る存在です。オルクスのエフェクトを採用することで《要の陣形》による複数体対象に取る手段を採用できるのも高ポイント。自身は行動値を上げて先手を取り、エネミーは行動値を下げられサンドバッグにしてしまう、一方的な展開を期待できる構成です。

 

 カスタマイズする要素は、ブラックドッグをサラマンダーにして《先陣の火》に変更することで、回数制限が入る代わりに行動値をさらに高くできます。《時間凍結》によってさらに強引に先手を取る手段も用意できます。

 メジャーアクションに組み合わせるエフェクトも《悪魔の影》や《拘束する大地》などまだいくつか存在するので、好みで組み合わせてみましょう。

 Dロイスは完全に自由です。さらにデバフを増やすなり、命中力を上げるなり好きに選んでみましょう。